
ザ・魔雲天は、『キン肉マン』に登場する超人。
概要[]
初登場は7人の悪魔超人編「キン肉マン参上!!の巻」。柔道着を着た山そのものといった姿の超人で岩石で出来た巨大な身体と怪力が武器。作中ではステカセキングが倒れた後に姿を現す。当初は目が丸かった。キンケシでは目は丸いまま。
超人格闘技に関する造詣が深く、関節技のオーソリティであったが、実戦においては技巧に走る事を嫌い、自分の巨体を生かしたスタイルに拘る傾向があった[1]。同じく巨体の悪魔超人であるサンシャインをライバル視している[2]。
経歴[]
ブラックホールの闘いの前、キン肉マンに扮したテリーマンを私刑する場面で初登場。バッファローマンの指示の下、マウンテン・ドロップでテリーマンを押し潰している。
アイドル超人との対抗戦では、秩父連山にて断崖絶壁デスマッチでテリーマンと対戦(本人は二枚目のテリーマンの顔を潰すことを楽しみとしていた[3])。自身の身体を周囲の山々にカモフラージュさせて登場している。闘いは団体戦の中で長期戦となり、平常心を失ったテリーマンをマウンテン・ドロップで押し潰すが、立ち上がってきたテリーマンの全身全霊を傾けたブレーンバスターに敗れる。しかしその衝撃でリングが重さに耐え切れなくなり、テリーマンを道づれにして谷底へと落下したが、テリーマンの方は生還した。
悪魔騎士に斬首された後は、アシュラマンに左腕を奪われ、左中央の腕にされていた。
夢の超人タッグ編では悪霊となって登場。霊界ポケットを破壊したり、2代目グレートの正体にいち早く気づきそうになったり、マッスル・ローリングを受け止め悪魔超人昇進の確約をもらったりと、生前よりも死後の方が活躍した。
続編『キン肉マンII世』のスピンオフ作品「テリー・ザ・キッドの夜明け」では大魔王サタンの目に止まり、次世代の正義超人を倒すために超人墓場から復活している。息子・暴瑠渓(ボルケーノ)をテリーマンの息子・テリー・ザ・キッドと戦わせた。
主要対戦成績[]
- ×テリーマン(ブレーンバスター)
得意技[]
- マウンテン・ドロップ
- 1トンの全体重をかけたコーナーポストからのボディプレス。詳しくはマウンテン・ドロップを参照。
- グラウンドインパクト
- 『キン肉マン マッスルグランプリMAX』に登場。足を地面に踏みつけることで、 小さく隆起した地面が直線上に伸び敵を攻撃する。特に土のリングでなくても地面が隆起する。ダメージは一定ではない。
- グラウンドゼロ
- 『キン肉マン マッスルグランプリMAX』に登場。自身の周囲に突如、隆起させた岩を発生させることで、周囲の敵を空中へ吹き飛ばす浮かせ必殺技。
- マウンテン・ローラー
- 『キン肉マン マッスルグランプリMAX』に登場。地面に寝転び、 そのままローラーのように回転しながら突進する必殺技。ダメージは一定ではない。
- チョモランマプレス
- 『キン肉マン マッスルグランプリMAX』に登場。相手の正面から体を 押し倒して地面とサンドイッチにしてしまう必殺技。 通常の必殺技の中では一番強力。
プロフィール[]
- 種別: 悪魔超人
- 出身:
ネパール・エベレスト山[4]
- 身長: 285cm [4]
- 体重:1000kg[4]
- 超人強度: 50万パワー[4] (『キン肉マン 熱闘スペシャル』では300万パワー)
- 年齢: 21歳[5]、53歳説もあり[6]
- 得意デスマッチ: 断崖絶壁デスマッチ[4]
- 異名:超人山脈[7]
- 家族:暴瑠渓
異名[]
- 超人山脈[7]
声優[]
- 北川米彦
テーマソング[]
- 地獄の山脈
- 歌:宮内タカユキ/セリフ:北川米彦(魔雲天)/作詞:吉田健美/作曲:小林克己/編曲:田中公平
脚注[]
- ↑ ゆでたまご『キン肉マン 7人の悪魔超人編2』集英社〈ジャンプリミックス〉、2001年4月2日、ISBN 4-08-106012-6、162-164頁。
- ↑ ゆでたまご『キン肉マンII世 4』集英社〈集英社文庫(コミック版)〉、308頁
- ↑ 「地獄の山脈(魔雲天のテーマ)」CD『キン肉マン超人大全集』収録。
- ↑ 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 TEAM MUSCLE編「全超人ファイル 063 ザ・魔雲天/064 アトランティス/065 スプリングマン」『キン肉マン超人大全集』71頁。
- ↑ ゆでたまご「超人名鑑 49 ザ・魔雲天 / 50 スニゲーター」『キン肉マン超人大全』87頁。
- ↑ ゆでたまご「超人紹介コーナー」『キン肉マン VOL.7』242頁。
- ↑ 7.0 7.1 『キン肉マン マッスルグランプリMAX』
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