ジ・オメガマンは、『キン肉マン』に登場する超人。
主な特徴[]
ホッケーマスク状の仮面を被り、背中から巨大な指が生えた超人。当初は尻尾が生えていたが、後に削除されている。『キン肉マン』における主要超人の中では、最後に登場した。目の前のあらゆる物体に変身する特殊能力を持ち、超人強度は神に次ぐ高さを誇る。笑い声は「フォーフォフォ」。
宇宙の犯罪超人を処刑することを生業としており、超人閻魔からネプチューンマンやキン肉マンチーム抹殺の依頼を受け、フェニックスチームに加わる。決勝戦の中堅戦においてジェロニモを破ると、最終戦では数々の物体に変身してネプチューンマンとキン肉マンを苦しめた。最後はカメハメ100殺法をマスターしたキン肉マンの「完璧マッスル・スパーク」の前に敗れる。
ネプチューンマンは「超人閻魔、フェニックスといった強大なバックアップがないと何もできない軟弱な奴」と評している(そのような者を最も嫌うという意見では、完璧超人と正義超人は一致している)。しかし忠誠心はあり、フェニックスを我が身に代えて守ろうとした。
死亡後のオメガマンの躯は、腕を組み祈るような仕草を見せたり、肉体消滅の間際には、キン肉マンになにかを託すように逝ったりと哀れみを感じさせていた。またその躯は一度大会委員会側により片付けられた描写あるが、再びリング上に戻っていた。
アニメでは超人閻魔が邪悪の神々を操る黒幕となったため、フェニックスとは対等な関係となっていた。またハンター稼業にレスラーの誇りよりも重きを置くような描写がある。
Ω・カタストロフドロップ以外にも巨大指を使った技があることが扉絵で紹介されている。また、ハントの際は銃を使う。
プロフィール[]
- 種別: 完璧超人/フェニックスチーム
- 身長体重: 231cm 208kg
- 出身: オメガ・ケンタウルス星団
- 超人強度: 8600万パワー
- 年齢: 不明
- 主な必殺技: Ω・カタストロフドロップ、オメガ血煙り牙、Ω・メタモルフォーゼ(変身)
- 初登場: キン肉星王位争奪編
- 趣味:ハントした首のコレクション
得意技[]
- Ω血煙牙(オメガ血煙牙)
- 背中の巨大指に、ハントしコレクションした超人たちの首を亡霊超人として召喚し、その首に相手を噛ませることで牙を遠隔操作し、体中の血を抜き取る。詳しくはオメガ血煙牙を参照。
- Ωカタストロフ・ドロップ(オメガカタストロフ・ドロップ)
- 背中の巨大指で包み隠し、通常のツームストン・ドライバーに両足を脇にかかえ、両脚にキー・ロックを決めながら着地する。詳しくはオメガカタストロフ・ドロップを参照。
主な肩書き[]
- 知性チーム・中堅(決勝)
- 超人ハンター
声優[]
- 山口健