キン肉マン Wiki
Advertisement
超人大全集

ステカセキングは、『キン肉マン』に登場する超人。

『キン肉マン』でのステカセキング[]

概要[]

初登場は7人の悪魔超人編「さけたミート!!の巻」。背中にミラクル・ランドセルを背負い、胴体がカセットプレーヤー、足がヘッドホンになっている機械超人。世界中のあらゆる超人のデータが入ったカセット「超人大全集」を胴体にセットすることで、別の超人になりきる能力を持つ。自分のテープヘッドの掃除を欠かしていない。アニメ版では身体のデザインが大きく異なる。

7人の悪魔超人の中では実力的に一番の格下とされるも、ムードメーカーのような役割を果たしており、影のリーダー的存在であった[1]。さらに「超人大全集」のおかげで、名だたる超人たちを相手にトレーニングができる事から、正義超人には負けないという自信を7人の悪魔超人に与えていた。しかしステカセキング自身はアスリートというより、コレクターといった性格で、超人データを集める事に熱中していた[2]。またステカセキング自身は自分を合理的な新しいタイプの超人と自負している[3]

経歴[]

他の悪魔超人と共にファン感謝デー乱入直後、ウォーズマンの聴音器官を破壊して再起不能にし、キン肉マンを音楽で操り自らを対戦相手に指名させ、7人の悪魔超人の先鋒として、音楽の供給元であるラジオ番組をより良く受信できる東京タワーの下の特設リングでキン肉マンと対決。

各種超人大全集を使用しキン肉マンを苦戦させ、悪魔のシンフォニーでキン肉マンを苦しめるが、テリーマンの作戦によって落語(アニメでは牛丼音頭)を聞かせて元気にしてしまった事と、ダメ超人時代の「3年前のキン肉マン」のカセットを使用してしまった事により敗北。しかし、キン肉マンに大きなダメージを与えることには成功する。アニメ版では、秘技・三分殺しを使いさらにキン肉マンを苦しめた。

悪魔騎士に斬首された後は、アシュラマンに左腕を奪われ、左上の腕にされていたが、この腕はテリーマンの攻撃で切断されている。

夢の超人タッグ編では悪霊となって登場。魔雲天と共に最後まで残っていたが、蹴倒されたところをマッスル・ローリングで潰されている。

完璧・無量大数軍編ではウォーズマンに代わりソ連・赤の広場で完璧・無量大数軍のターボメンと対戦。かつて弱い頃のキン肉マンのカセットで敗北した経験をターボメンに愚弄されるが、「新・超人大全集」のカセットでキン肉マンゼブラなどの強豪超人の技を駆使して成長を見せつけた。しかし相手の攻撃を吸収、増幅して送り返すターボメンのターボチャージャー能力により、肉体が自壊し逆転負けを喫する。

彼が最後に使用したのはウォーズマンのカセットだったが、ターボメンからウォーズマンに固執した理由を聞かれた際、「正義超人の助太刀ではない。あくまでウォーズマンの技でお前を倒せると踏んだからだ」と理由を語っていた。

番外編・読切作品でのステカセキング[]

アニメ第4話Bパート「アルバイトはつらいよ」でキン肉マンがステカセキング戦の原作を読んでいた(この時のステカセは原作のまま)。

ディープオブマッスル 家電超人物語 ~時代遅れの英雄たち~』では、主要キャラクターの一人となっているほか、テルテルボーイなどの新世代の家電超人に自身の能力が受け継がれていくことが示唆されている。

『キン肉マン 超人タッグ オールスターズ』のイベントでは、ミートとの談笑中、悪魔超人時代のバッファローマンのカセットを入れてしまい、思わずミートをバラバラにしてしまっている。

防災アニメ『キン肉マンの交通安全』ではトラックを運転していた。

CRぱちんこキン肉マン』では3年前のキン肉マンのカセットをつけたまま登場する。

日テレプラスの夢の対決では、ミスターVTRとの対決が想定され、勝利している。

主要対戦成績[]

  • ×キン肉マン(キン肉バスター アニメではアトミックドロップ)
  • ×ターボメン(完遂刺し)
  • ○ミスターVTR

得意技[]

悪魔(地獄)のシンフォニー
対戦相手の頭部に飛びつき、足のヘッドホンで最高100万ホーンもの大音量の音楽を聞かせる技。詳しくは地獄のシンフォニーを参照。
超人大全集
ミラクル・ランドセルに入った道具。詳しくは超人大全集を参照。

プロフィール[]

  • 種別: 悪魔超人
  • 出身: ベルギーの旗 ベルギー [4]
  • 身長体重: 214cm 700kg[4]
  • 超人強度: 250万パワー[4]
  • 年齢: 21歳[5]

異名[]

  • 肥満ブタ[6]
  • 1000の体をもつ超人[7]
  • 音の魔術師[8]

脚注[]

  1. TEAM MUSCLE編「ゆでたまご先生教えて!」『キン肉マン77の謎』、集英社〈ジャンプコミックスセレクション〉、1998年12月11日、ISBN 4-8342-1678-0、131頁。
  2. ゆでたまご『キン肉マン 7人の悪魔超人編2』集英社〈ジャンプリミックス〉、2001年4月2日、ISBN 4-08-106012-6、162-164頁。
  3. 「(秘)カセット大変身(ステカセキングのテーマ)」CD『キン肉マン超人大全集』収録。
  4. 4.0 4.1 4.2 TEAM MUSCLE編「全超人ファイル 060 ステカセキング/061 ブラックホール/062 ミスター・カーメン」『キン肉マン超人大全集』集英社インターナショナル、2004年7月31日、ISBN 978-4-7976-1003-1、70頁。
  5. ゆでたまご「超人名鑑 43 ウォッチマン / 44 ステカセキング」『キン肉マン超人大全』集英社〈ジャンプコミックスセレクション〉、1998年7月22日、ISBN 978-4-8342-1677-6、85頁。
  6. ゆでたまご「ミラクル・ランドセルの巻」『キン肉マン 第10巻』集英社〈ジャンプコミックス〉、1982年10月15日、ISBN 978-4-08-851140-5、51頁。
  7. キン肉マン マッスルグランプリMAX
  8. 「バラバラにされたミートの巻」アニメ『キン肉マン』

声優[]

  • 二又一成

テーマソング[]

(秘)カセット大変身
歌:さとまさのり/セリフ:二又一成(ステカセキング)/作詞:森雪之丞/作曲:芹澤廣明/編曲:松井忠重
Smallwikipedialogo.png このページには、クリエイティブ・コモンズでライセンスされたウィキペディアの記事が使用され、それをもとに編集がなされています。使用された記事はステカセキングにあり、その著作権者のリストはページの履歴に記録されています。
Advertisement