スニゲーター

スニゲーターは、『キン肉マン』に登場する超人。

概要[]

初登場は黄金のマスク編「恐怖のワニ地獄の巻」。ワニとスニーカーの合体超人。「地獄めぐりNo.1・ワニ地獄」を司る、悪魔騎士の最初の刺客。脱皮することにより、様々な爬虫類に姿を変えることが可能。また体の一部分を失っても、トカゲのように再生することも出来る。悪魔将軍に合体した時はボディの強靭さを司る。

キン肉マンを殺した最初の超人である。同じく多彩な変身が出来るサンシャインをライバル視していた^[1]。

続編『キン肉マンII世』では息子（スニゲーターJr.）と孫（MAXマン）が登場。また多彩な変身が出来た代わりに、一つ一つの変身の完成度が低かったことが指摘されていた^[2]。

日本武道館においてキン肉マンと対戦。黄金のマスクをプロジェクターとして使い、会場内の物を爬虫類に変えて攻撃した。それを見破られ、口裂けキン肉バスターにより口が大きく裂かれるが、脱皮により、カメ→ヘビ→エリマキトカゲ→カメレオンと次々に変身。最終的には正体であるティラノサウルスの足に変身した。

最後は銀のマスクの助言を受けたキン肉マンにベアハッグからフロントスープレックスを決められ死亡。しかし、道づれとしてキン肉マンの超人強度を奪い殺している。

その後、超人墓場から脱走を企てるも、超人ハンター・ジ・オメガマンにハントされ背中の巨大指にコレクションされてしまう。

アニメオリジナルのザ・サイコー軍団の挑戦編では、カレイヤスと過去に対戦し、わずか1分で試合放棄していた事も明らかになる。

小説『キン肉マンII世 SP 伝説超人全滅!』では、アレキサンドリア・ミートに変身し、伝説超人たちを次々と倒していっている、また、新世代超人たちとの戦いでは分身してそれぞれが戦うという荒業も見せた。

「ワニ地獄」も参照

エリマキカッター: 名前は『キン肉マンII世超人聖戦史』より。エリマキトカゲに変身して、襟巻き（エリマキ）で相手を切り裂く技。詳しくはエリマキカッターを参照。
テイルスナップ: 名前は『キン肉マンマッスルグランプリMAX』より。尻尾の部分を高速で振るい攻撃する必殺技。

ティラノ・ハンド/地獄の封印: 名前はそれぞれゲームより。ティラノザウルスの足に変身してスニーカーの中に身を隠している。詳しくは地獄の封印を参照。
ビッグブーツ・インパクト: 名前はそれぞれゲームより。スニーカーへ変形したまま相手に激突する技。本来はMAXマンの技。詳しくはビッグブーツ・インパクトを参照。

↑ ゆでたまご『キン肉マンII世 4』集英社〈集英社文庫（コミック版）〉、308頁。
↑ ゆでたまご「究極のスニーカーには究極の技を!?」『キン肉マンII世 2』集英社〈スーパー・プレイボーイ・コミックス〉、1998年11月24日、ISBN 978-4-08-857367-0、147頁。
↑ ^3.0 ^3.1 ^3.2 TEAM MUSCLE編「全超人ファイル 066 スニゲーター/067 プラネットマン/068 ジャンクマン」『キン肉マン超人大全集』集英社インターナショナル、2004年7月31日、ISBN 978-4-7976-1003-1、72頁。
↑ ゆでたまご「超人名鑑 49 ザ・魔雲天 / 50 スニゲーター」『キン肉マン超人大全』集英社〈ジャンプコミックスセレクション〉、1998年7月22日、ISBN 978-4-8342-1677-6、88頁。
↑ 週刊少年ジャンプ特別編集「キン肉マン超人カード」『キン肉マン熱闘スペシャル』集英社、1984年8月25日、雑誌29936-8/25、11-12頁。
↑ 『キン肉マンマッスルグランプリMAX』