ブロッケンマンは、『キン肉マン』に登場する超人。
主な特徴[]
ブロッケンJr.の父(ファーター)で、残虐超人の代表的存在。第20回超人オリンピックでラーメンマンと対戦。凶器とナチス毒ガス攻撃でラーメンマンを苦しめるが「キャメル・クラッチ」により胴体を真っ二つにされた。アニメ版では背骨を折られてラーメンにされている。ブロッケンJr.によるとリング上で死ねれば本望だったという。キン肉マンがくしゃみをして顔が崩れ落ちた際は激しく驚いていた。
『キン肉マンII世』ではブロッケンJr.の回想シーンに幾度か登場。自分を「父さん」と呼んでいいのは家の中だけとし、家の外では「師匠(レーラァ)」と呼ばせるなど、息子を厳しく鍛え上げる姿が描かれた。
なお、ブロッケンマンにはナチスのシンボルであるハーケンクロイツの刺青があったため、アニメが放送禁止になる国があったほか、日本国内での再放送でも時期によってはカットされている。
プロフィール[]
タイトル[]
- 西ドイツ超人競技会優勝
異名[]
- ドイツの鬼
得意技[]

- ベルリンの赤い雨
- 凄まじい速さで手刀を繰り出すことによって衝撃波を発生させて相手を切り裂く技で、噴き出す血が雨を連想させるところから、この名が付いた[1]。詳しくはベルリンの赤い雨を参照。
- 凶器攻撃(きょうきこうげき)
- その名の通り凶器を使った攻撃で、軍服を相手にかぶせたところにメリケンサックで相手を殴る。
- 毒ガス攻撃(どくガスこうげき)
- 口から毒ガスを吐き、相手を苦しめる技。
声優[]
- 水鳥鉄夫
脚注[]
- ↑ ゆでたまご「超人必殺技シリーズ (4) ベルリンの赤い雨」『キン肉マン 第13巻』集英社〈ジャンプコミックス〉、1983年9月15日、ISBN 978-4-08-851143-6、72頁。