柳田 理科雄(やなぎた りかお、1961年6月21日 - )は、日本の作家、漫画原作者、ラジオパーソナリティ、明治大学理工学部兼任講師。有限会社「空想科学研究所」主任研究員。
評価[]
作品や考察の手法に対しては、作品設定の認識から物理法則の適用まで大小さまざまな間違いが含まれていることが、山本弘らによって指摘されている[1]山本弘による批判は1冊の書籍となり『こんなにヘンだぞ!空想科学読本』と題して発行されている。ただし、山本弘自身も『こんなにヘンだぞ!空想科学読本』や他の著作物で「化学式および簡単な計算間違い」「他作品に対する稚拙なミス」を繰り返しているため、『こんなにヘンだぞ!空想科学読本』自体も『空想科学読本』に便乗しただけの著作物にすぎない。
科学的な考察の間違いや作品設定の誤認の他、「子どもの夢を壊すような研究をしてどうする」といった意見もあり、評価は分かれる。柳田自身は『ウルトラマン』視聴時にその特撮シーンがとても作りものだと信じられなかったような少年であり、「漫画の世界を否定したいのではなく、実際にやったら、どうなるんだろう? という興味を抑え切れない」や、「空想科学を現実で行うのは大変なこと。科学的に有り得ない物事を考え付くのが人間の空想力の素晴らしいところである」と述べている。複数回にわたって取り上げている『マジンガーZ』も、再放送を毎回正座して視聴するほど好きだったとも書いている。
間違いについては本人も気にしており、読者の指摘などを元に再版時や文庫化など機会があるごとに訂正が行われ、注釈やあとがきなどで謝罪を行っている。
批判の一方で、理科嫌いの子供に科学への興味を惹起させる効果を評価する向きもあり、「『全国こども電話相談室』回答者」「インパク中部電力出展の監修者」「産総研子ども向け科学講座の講師」などに選ばれているほか、高校・高専の図書館向けに『空想科学 図書館通信』のFAX送信も行っている。
『空想科学読本』[]
『空想科学読本』(くうそうかがくどくほん)とは、柳田理科雄の「SF科学」考察本である。
アニメや漫画や特撮で描かれてきた様々なSFヒーロー・怪獣・各種キャラクターのSF設定を「科学的」に検証したもので、マニアに限らず一般読者にも受け入れられてベストセラーとなり、シリーズ化している。しかし、文庫化をめぐって当初の1と2の初版発行所である宝島社と決裂し、メディアファクトリーから改訂版・文庫版・新装版が発行されている。過去にはテレビ放映もされた。
数あるアニメや漫画や特撮の中で『キン肉マン』についても何度か扱われていて、マッスル・ドッキングの技の威力が10倍になるのか本当かなどの検証がされた。
『空想キン肉研究室』[]
『空想キン肉研究室』は、『キン肉マン特盛』内の検証シリーズパート2として掲載されたもの。先の『空想科学読本』でも行われた検証を掲載している。

検証されているのは以下の通り
- キング・ザ・100tを構成する金属 - 解ナシ

脚注[]
- ↑ 例として、ロケット推進の原理。ロケットパンチの「光子力ロケット」を光子ロケットと混同してるなど。